親父が気になる小ネタ集

ニュースとかにあんまり出て来ないテニス界の小ネタとか、どうでも良いけどなんかちょっと気になる小ネタを書いていきます。

頸椎椎間板ヘルニアの体験記

こんばんは。
 
首の痛みなどにお悩みの方に参考になればと思い、自身が体験したヘルニアの体験を綴ってみます。
 
(注意)
筆者の医学的な知識は乏しいため、記述内容の知識レベルは極めて低いものになっています。
が、ヘルニアの体験がない医師や整体師と違い、実際に痛みを味わっているので、症状の辛さや治るまでの苦労などは赤裸々に綴れていると思います
症状の改善に向けてのヒントや、共感を味わって頂ければ幸いです。
 
 
ヘルニアと聞けば腰痛を想像する方が多いかもしれませんが、首から肩にかけて痛みが出るヘルニアもあります。
 
ヘルニアの語源は脱出を意味するラテン語のherniaらしく、推体(※)と推体の間の椎間板が飛び出して、付近の神経を圧迫することにより痛みや痺れが出ることから、そう呼ばれているようです。
※背骨のひとつひとつのことと認識頂ければ良いと思います。
 
そのヘルニアの症状や、どのような処置で症状がどう変わったのかなどの体験をお伝えします。
てっとり早く結論だけ知りたいという方は一番下の【まとめ】まで読み飛ばしてください。
 
 
【初期症状】寝違えかと思いきや…
 
2017年8月のある朝に、首の痛みと右に向くのが辛い症状が出たので「寝違えかな?」と思って、念入りに首や肩、などのストレッチをしてみました。
いつもの寝違えなら、ストレッチをして湿布を貼って数日経過したら症状は改善していたのですが、その時は改善せず痛みは強くなり、症状は悪化する一方でした。
最初は首を動かしたら痛みが出る程度でしたが、何もしていない(立つ・座る・寝る)時にも首や肩がズキズキと痛むようになりました。
更には腕の痺れも出てきたので、これはだたの寝違えではないなと思い、近くの整形外科に行ってみました。
 
 
【整形外科による初診】ヘルニアの疑い…
 
まずは問診を受け、症状を伝えたところ、レントゲンを撮ってみるとのこと。
(難しい説明は学会等のサイトで詳しく記述されているので、ここでは素人なりの表現をします。)
 
レントゲンで確認する限り、推体と推体の間が通常より狭くなっているので、ヘルニアの可能性が高いとのことでした。
可能性が高いというのは、レントゲンではここまでしかわからず、実際に椎間板がはみ出して神経を圧迫してしまっているかどうかはMRIを撮らないとわからないとのことでした。
症状(首や肩の痛み、腕の痺れ)やレントゲンの結果からの推察では、ヘルニアの可能性は高いものの断定はできないようです。
頸椎椎間板ヘルニア以外にも頸椎症性神経根症などの似たような症状があるそうなので。
診断結果から、湿布と以下3点の薬を処方してもらいました。
 
・ギボンズ錠1mg
レバミピド錠100g
 
湿布を貼り、処方されていた薬を継続して飲んでいたら、2017年11月頃には症状は改善しました。
が、8~10月頃は湿布を貼っていても、薬を飲んでいても痛みや痺れはあり、辛い状況は続いていました。
医師からは「痛みが強さに合わせて服用してください。」と言われましたが、常に痛かったので、ほぼ毎日飲んでました。
最初に痛みが出てから改善するまで3か月もかかってしまいましたが、徐々に痛みや痺れは軽減されていくような感じでした。
残念ながら、薬を飲んでいきなりピタッと症状がなくなったりはしませんでした
 
 
【再発】整形外科だけでなく整骨院にも
 
2017年12月、治ったと思った矢先のことでした。
また、8月の時と同様に「寝違えかな?」と感じる症状が出てしまいました。
数日経つと前と同じように、首の痛みだけでなく、肩の痛みや腕の痺れも出てきました。
また、整形外科に行きましたが、前回よりも痛みや痺れは強く辛い症状だと伝えても、同じように湿布と薬を処方されただけでした。
前回は3か月程度で改善したのですが、その時は湿布と薬だけでは改善せず、症状は悪化する一方で、夜中に激痛で目が覚めるレベルの痛みでした。
何かの動きをしたら痛むわけではなく、ただ椅子に座っているだけでも、首・肩・腕がズキズキと痛むので、かなりつらかったです。
スポーツで怪我をした時などは、動かなければ痛まないことが多いですが、ヘルニアは本当に何もしなくても痛みます。
痛みの感じ方は人それぞれで、我慢できるレベルも人それぞれですが、夜中目が覚めるのはよほどのことなのかと。
 
2018年2月、藁にも縋る思いで整骨院に行ってみました。
 
整骨院の先生曰く、「1か月もあれば治せる。」とのことでしたので、通ってみました。
整骨院では、電気治療とトマッサージとストレッチをしてもらいました。
こちらも詳しくは整骨院などが運営するサイトで確認頂ければと思いますが、患部周辺の血行を良くすることで症状が改善するとのことです。
ところが、1か月経過しても症状は改善するどころか、悪化してしまいました。
整骨院で施してもらった電気治療やマッサージ、ストレッチなどによって体に刺激を入れたことが悪化の原因だったかどうかは不明です。
施術による刺激が悪化の原因だったかもしれませんし、何もしてなくても悪化してたかもしれませんが、両方を試したわけではないので、なんとも言えません。
整骨院に行けば、ストレッチやトレーニングの方法や正しい姿勢を教えてもらえるので、もし症状が改善しなかったとしても、それなりに得るものはあると思います。
ただ、電気治療やマッサージをしている最中はそれなりに痛かったので、苦手な方は避けても良いかもしれません。
 
 
【枕】寝る時の姿勢も大事
 
整骨院では、寝る時の姿勢も指導してもらいました。
その姿勢になるような枕に変えたところ、少しは改善したような気がしましたが、残念ながら痛みが消えるまでは改善しませんでした。
全く同じものではないですが、似たような枕でやや症状は改善したので、試してみる価値はあると思います。
後に記述しますが、整形外科と整骨院に通い続けるより安価なのは魅力です。
 

 

 
 
【ファイテン】血行を改善
 
ファイテンの商品(RAKUWAネックやRAKUWAブレス)に含まれているアクアチタンと呼ばれるものの効果により血行が改善するようです。
プロスポーツ選手も愛用している方が多いらしく、自分もヘルニアを機に付けていますが、血行が良くなったのか?肩が少し軽く感じます。
薬も飲んでましたので、ファイテンのおかげで痛みが改善したのかどうかは計り知れないですが、多少の効果はあったと感じてます。
見た目的にもオシャレだと思うので、ファッションとして付けるのも良いかもしれませんね。
自分は外すのが面倒臭くて、風呂入る時も付けっ放しにしてますが、特に変化はないので、濡れても問題ないと思います。
ちなみに、整形外科の医師もファイテンを付けていたので、医学的にも効果があると考えているのかもしれません。
 

つら~い首・肩のコリに。【ファイテン公式】

 
【整形外科への再訪】MRIの撮影と別の薬の処方
 
 
整形外科に行っても、整骨院に行っても、枕を変えてもRAKUWAネックを装着しても「痛みがなくなる」というまでの著しい改善には残念ながら至りませんでした。
誤解がないように念のためお伝えしておきますが、色々と試すことで痛みは軽減されてはいきました。
自分としては、痛みはほぼゼロと言えるところまで消したかったので、大げさかもしれませんが、「痛みを消すには注射を打てば良いのか?手術するしかないのか?」と思い、改めて整形外科に行くことにしました。
 
医師に、投薬治療でも整骨院による施術でも枕を変えてもRAKUWAネックを付けても改善しなかったことを伝え、手術や注射など別の治療法がないのかを相談してみました。
 
あと、ヘルニアかどうかも定かではなかったので、MRIを撮ることにしました。
レントゲンはすぐに取れますが、MRIは撮るまで2週間程度待つことになりました。
ので、少なくても2週間は次の処置はできず、引き続き湿布と投薬を継続する以外の処置はできないことが確定です。
また、たまたま行った病院が注射を扱っていなかったこともあり、この時は別の薬2点を処方してもらいました。
 
・リリカカプセル75mg
ノイロトロピン錠4単位
 
 
前回の薬は、筋肉や関節の炎症や緊張を解す薬でしたが、今回は神経の痛みを解す薬のようでした。
こちらも詳しくは薬局等が運営しているサイトで確認して頂ければと思います。
薬の効果があったのか、たまたまタイミングが良かったのかは定かではないですが、この薬を飲み続ければ症状が一気に改善しました。
医師も仰ってましたが、ヘルニアは人間本来の治癒能力で改善することもあるらしく、薬の効果なのかタイミングが良かったのかは証明が難しいようです
人によっては、自分と同じように椎間板が神経を圧迫していても、痛みが出ない人もいるようです。
とはいえ、投薬により痛みが軽減するのはほぼ確からしく、何もしないよりは良いとのことです。
 
参考に自分が撮ったMRIの写真を貼っておきます。
赤丸箇所の椎間板が飛び出て、近くの神経を圧迫しているのがなんとなくわかります。
 

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【費用】
 
自分の場合、総額で40,000~50,000円ぐらい費やしてしまいました。
 
 整形外科:1回2,000~3,000円(MRIを撮れば6,000円)
 整骨院:1回1,000~2,000円
 枕:5,000~10,000円
 ファイテン:10,000円
 
枕やファイテンだけで済めば、病院に行く時間も省けますし、出費も抑えられ、モノとしても残ります。
 
 
 
【原因】
 
歩く時や座っている時、寝ている時などの普段の姿勢の悪さと言われることもあります。
いわゆる猫背だと、椎間板は圧迫されやすいようなので、背筋をピンと張った良い姿勢を心がけたほうが良いようです。
とはいえ、約5kgもある思い頭を、細い首で支えているので、加齢と共に圧迫されてしまう人もいるようです。
残念ながら、これも個人差があるようで、一概にはなんとも言えないようです。
 
 
 
【まとめ】
 
・寝違えたらヘルニアを疑え
 数日経っても痛みが取れない場合は、医師等の診断を受けてみましょう
 
・投薬も施術も効果は個人差あり
 薬もマッサージも副作用含め相性があるようで、どの処置が適しているかは個人差があるので、色々試しても良いかも
 ロキソプロフェンが効かなければ、リリカの処方をお願いしても良いと思います。
 (個人的には薬が一番効果があると感じましたが)
 
・姿勢は良いに越したことなし
 背筋をピンと張って良い姿勢のほうが、見た目の印象も良いですね
 
・枕を変えるのもあり
 整形外科や接骨院に通えば時間も費用もそれなりかかるので、これで治ればラッキー
 
・ファイテンを付けるのもあり
 血行が良くなるそうなので、一定の効果は期待できると思います。
 

 
ここまで長文を読んで頂き、ありがとうございました。
 
 
では、また・・・。